082794 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Pandora's Box

Pandora's Box

植芝盛平

           合気道の創始者

植芝は合気道の創始者である。その強さは普通ではなかったらしい!

修行時代には、北海道の山奥で毎晩3~4頭の熊と寝起きし

59才の時には、全国武芸大会で190センチ以上の

大男を手まりのように放り投げたそうです。

弟子たちが夜中道場で熟睡中、暗闇の中、いきなりふすまが開いて、

植芝が走り出てきて道場の床の間にある神棚の前に来ると、

掛け声をかけて剣を振り下ろしたらしい。

弟子たちが何事かと目を開くと、

「供物をネズミがかじっているのに、きさまたち気がつかないのか」と、

一喝されたらしい。後でみたら、ネズミがたたき殺されていた。

他にも「私には銃弾はあたらない」と言い

プライドを傷つけられた自衛隊員!

一斉に十発の銃弾が飛んできた時、植芝はダッシュし、

一瞬の内に自衛隊員の一人の後ろに周り、投げ飛ばした。

もちろん弾は当たらなかった。

訳が解らなかった弟子の塩田剛三は、

帰りにどういうことかと聞いてみたら、

「弾がスローモーションで飛んで来るので、一番遅い弾を見つけ、

その弾を撃った人に向かって走り、

投げ飛ばした」という答えだったそうです。

この話を聞きつけた熊撃ちの名人が挑戦しようと

したそうですが植芝盛平は

「お前には殺意がない。それでは弾が当たってしまう」と

挑戦を断ったそうです。

他にも、プロボクサーのピストン堀口のパンチを

小指で引っ掛け投げ飛ばした事も有名な話です。

      

        昭和44年86才で他界


亡くなる前、絶対安静で水しか飲んでない状態の時

突然「稽古をやろうと」と言い立ち上がろうとする植芝を

3人の弟子が押えようとしても、みんな投げ飛ばされたそうです。

これが植芝盛平が言う呼吸力です(^^

歳をとったら筋力は衰える。すると、上げたり引っ張ったりというのは
出来なくなる。結局そういう生の力というのは、いくら作っても
限界がある。だから、永遠の力というのは、呼吸力!つまり、
自然の理にかなっているということ。向こうが強い力で来てもそれに
対応してフワッと自分の力にしてしまえば、ちっとも苦労はいらない。  
      


      


© Rakuten Group, Inc.